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コンセプトレポート

コンクリート住宅はなぜ誕生し、どこに向かおうとしているのでしょう? その開発の経緯と企業理念について、そして他に類を見ない構造特性についてお話しします。

   

百年住宅の想い

コンセプト 百年住宅からのメッセージ

代表取締役 中嶋 文雄数々の災害に「無傷」の実績を誇るWPC工法鉄筋コンクリート住宅の普及を目指し、この地に百年住宅西日本株式会社を誕生させました。日本から災害による住宅貧乏をなくし、孫の孫の代まで百年以上も安心して住める家、それが百年住宅です。

WPC工法の「百年住宅」は台風19号、阪神淡路大震災、新潟中越沖地震でも窓ガラス1枚も割れることなく、「無傷」でした。各地の大災害における人的被害のほとんどが建物の倒壊によるものです。
「命と財産を守る家」をご提供し続けることをお約束します。

変わらぬ思い、「さらに強く、もっと強く!」

実験風景 写真は茨城県つくば市の(財)防災科学技術研究所で行ったWPC住宅初の実物大振動台実験風景です。「無傷の実績」に甘んじることなく、さらに強い住宅を求めて、百年住宅(株)、東京大学、(財)防災科学技術研究所で共同研究事業を行いました。
※WPC工法とは:Wall(壁)Precast(あらかじめ作る)Concrete(コンクリート)の略で、高強度のPCパネルをボルトで接合し箱型の壁式構造に組み立てる工法のことです。

「35年間の長期保証」を約束!

35年間保証耐用年数の短い日本の住宅に異を唱え、百年住宅では「35年間の長期保証」をお約束しています。長期保証は「百年住宅」だからできる、自信の表れです。

業界初「台風保証」

百年住宅では業界初の台風保証を実施。
「風害」「土砂災害」に対する躯体保証、雨漏れ保証を行います。

忍び寄る巨大地震の足跡

地震被害阪神大震災によって、私たちが地震国ニッポンの住人であることを、あらためて痛感させられました。実際、日本ではこのわずか100年の間に、死者1000 人を超える大地震が10回も起きており、近年世界中で発生したM6以上の地震のなんと1/4近くが小さな日本国内で発生を含め、最近の震度6クラスの地震は、警戒されていなかった地域で発生しました。そう、地震大国日本に住んでいる以上、巨大地震はどこでもありうるのです。

地震災害への備え

これからも巨大台風は日本を襲いつづける。

台風被害近年台風による最大瞬間風速の記録が各地で塗り替えられています。それは、地球温暖化が原因といわれています。つまり、遠い南の海で発生した台風は、北上しながら成長を続け、高温が常態化した日本近海まで成長を続けてるからでしょう。
風速60m以上。あなたの家は大丈夫ですか?

火災、台風などの災害への備え

繰り返される住宅火災。愛するご家族を本当に守れますか?

地震被害愛情あふれる家族の城、くつろぎのスペース我が家。これがもし、火の手に包まれたら。想像するだけでも恐怖ですが、絶対にあり得ないとはいえません。
「まさか、我が家が火事になるなんて・・・。」

火災、台風などの災害への備え


百年住宅の構造特性

構造特性 真に耐久性のある安心の住いを
思い浮かべてみてください。
長い年月安心して利用できなければならない公共施設、何時建ったのか今も佇むあの校舎も鉄筋コンクリートでは?
あなたの今住んでいる家を含め、建築物の基礎は木ですか?鉄でしょうか?いえいえ、全て鉄筋コンクリートですね。
それはなぜでしょう?
答えは簡単。鉄筋コンクリートが丈夫で耐久性に優れているからです。
では、想像してみてください。
もし、そんなに丈夫な鉄筋コンクリートを基礎だけではなく壁や屋根に、そう、建物全てに使ったらどうでしょう?
きっと、丈夫で長持ちな本当に安心の住宅がつくれるのではないでしょうか?
3世代の家?100年住宅・・・? 
わたしたち百年住宅は、そんな言葉遊びで終わらない、真に耐久性のある安心の住いをこれからも作り続けたいと考えます。
比べてください!百年住宅の強靭な足回り。

「ビルでも建つの・・・!?」百年住宅の建築現場でよく聞く言葉です。百年住宅の強靱な躯体を支えるには、まず強靱な基礎が必要です。低層の個人住宅では通常考えれないような立派な基礎。驚きの声があがるのも当然かも。そんな百年住宅の基礎をご覧ください。

地盤調査

まず、あなたの土地の歴史を調べましょう。

そこはもともと山だったのでしょうか?それとも砂が堆積して出来た土地なのでしょうか?
調査をすれば、今の姿とは違う土地の歴史が見えてきます。
どんなに強固な家、丈夫な基礎でも、地盤が弱くては真に強い住まいとはいえません。百年住宅は建築に先がけ、敷地の測量と合わせて地盤調査を実施。スウェーデン式サウンディング調査などにより地盤の強さを調査分析し、その地盤に適した基礎工事を行います。

構造特性 構造特性
地盤改良工事

軟弱な地盤は柱状地盤改良等を行います。

構造特性地盤調査の結果、「地盤が軟弱」と判断した場合は、地盤改良を計画します。これは、建物の基礎を設ける部分の地盤を柱状に掘削し、強固な地盤まで特殊なセメント系固化材を注入し、改良杭をつくって建物を支持する工法です。また、地質によっては支持杭基礎・表層地盤改良・深基礎工事・ベタ基礎などの特殊基礎補強工事を実施。確実に安心して暮らせる住まいを百年住宅は提案します。
構造特性

「何事も基礎が大事!」

百年住宅の建物自体がどんなに丈夫でも、それをしっかり支える基礎、そして地盤しっかりしていなければ安全・安心な家にはなりません。まさに建物は「地盤+基礎+躯体」の三位一体。どれを欠くことも出来ません。
百年住宅は全ての地盤を調査することから始めて、トータルバランスのとれた真の守る家を作ります。

基礎工事

百年住宅の基礎は低層住宅とは思えないほど立派な基礎です。

百年住宅の基礎は、現場打ちの鉄筋コンクリート造ですが他の建物比べて大きな違いがあります。それは・・・。
1.基礎の芯となる鉄筋はダブル配筋。
2.基礎梁の幅はなんと20センチ!。(一般的な木造の基礎幅は12センチ程度。鉄骨造でも15センチ程度)
3.さらにコンクリート強度は30N/mm2!(一般建築では20N/mm2前後。30Nの品質は100年大規模修繕が不要とも言われるほどです。)
4.基礎とパネルをしっかり接合するアンカーボルトは、防錆処理(電気亜鉛メッキ)ボルトを使用。

このような特徴をもつ百年住宅の基礎断面は木造などと比較しなんと2~3倍もの強度を持っています!

百聞は一見にしかず。ぜひお近くの百年住宅の現場で実物を見てください。
!>(工事現場は危険ですので見学希望者はお近くの百年住宅へご連絡ください。)


建て方工事

構造特性施工は短期間

地盤調査を実施し、地盤に適した基礎工事を終えると、いよいよ建物の施工です。施工といっても百年住宅の場合、鉄筋コンクリートパネルを工場で生産するため、品質が安定しており、現場では組み立てが主作業となります。熟練のスタッフの手による組み立て作業は、確実でスピーディー。現場工事を効率的に行うことで、場所打ち鉄筋コンクリート工法に比べて工期は短期間ですみます。

 

安定した高品質

生産 製造者認証取得工場で一貫生産
百年住宅のプレキャスト・コンクリートパネル「コンフェルム」は、
品質管理の行き届いた製造者認証工場で一貫生産されています。
だから現場の気候に左右されず、安定した高い品質の製品を供給することができるんです。
いつでも高品質

確かにコンクリート住宅は他構造に比べて丈夫で長持ちです。でも、他の木造や、鉄鋼造などの在来建築同様に、RC造(現場打ち鉄筋コンクリート工法)では主要構造部の現場での作業が大半で、施工者の技量や気象条件によって品質が不安定でした。

百年住宅のWPC工法なら心配ご無用!

百年住宅のコンクリート住宅ならそんな心配も無用です。
主要構造部のほとんどは厳しい審査をパスした製造者認証工場で、厳しい品質管理の元に工場生産。品質が左右され易い現場作業が少なく、いつでも変わらぬ高品質をお届けできるのです。

生産 右 生産 右 生産
●バッチャープラント
骨材、セメント、水を計量し練り混ぜます。
  ●鉄筋組立
型枠に鉄筋を組み込みます。
 
        ●コンクリート投入・振動締固め
凍害や経年劣化を抑えるために、含水率を低くした特製の硬練りコンクリートを型枠内に投入します。続いて、振動を与えて締固め、密度を高めます。
        下
生産 ●脱型
型枠から脱型しコンフェルムが完成します。
左 生産
下    
生産  
  ●蒸気養生
水和反応を促進することで早期にコンクリートの強度を上げるため、高温(MAX65℃)の蒸気による養生を行います。これによって1日で高強度パネルが出来上がります。
   
 
●コンクリート強度試験
「コンフェルム」に使用されるコンクリートは、テストピースで、3度(1日目、7日目、28日目)にわたる強度試験を行います。強度基準は1日目15N/mm2(150kgf/cm2)以上、7日目25N/mm2(250kgf/cm2)以上と決められ、強度達成確認後、製品が出荷されます。さらに28日目に標準養生テストピースで30N/mm2(300kgf/cm2)以上の達成が確認されます。
   
下    
生産 右 生産 右 生産●組立
現場にてコンフェルムを組み立てます。
●コンフェルム完成   ●出荷チェック
コンフェルムは出荷前に入念なチェックを行います。
  下  
生産●完成
お客様のご要望に応じた付帯工事を行い完成します。
                 
参考資料
「コンフェルム」には工夫がいっぱいです

コンクリートの吸水率はわずか5.8%!
コンクリート内部に含まれる水分は、凍結時に体積を約9%増やし、コンクリート自体の変形能力を超えるとヒビ割れを起こします(凍害)。百年住宅の「コンフェルム」は、最新設備の工場でつくり上げる信頼性にすぐれた特製の硬練りで、強度を高めるために様々な工夫が施されています。

■例えば
『セメントと水の混合を徹底して理想の比率に近づける』『締め固めを適切に行い、均一でムラのない強さ・固さに仕上げる』『工場で十分乾燥させ、コンクリートパネルの水分含有量を減らす』『良質の骨材を使用する』などの工夫を施しています。その結果、吸水率わずか5.8%の『コンフェルム』で強さと耐久性を実現しました。

■コンクリートの種類による吸水率と強度

  比重=密度 吸水率(%) 強度(N/mm 2)
百年住宅用コンクリート 2.32 5.8 30以上
一般建築用コンクリート 2.14 9.4 18~21
人工軽骨コンクリート 1.54 11.1 18~20
ALC 0.5~0.6 30~50 3~8

※百年住宅はわずか5.8%の吸水率、圧縮強度30N/mm2 という強靱なコンクリートを実現しています。
一口メモ

圧縮強度
圧縮強度30N/mm2とは、1cm2あたりおよそ300kgの重さが加わっても壊れない強度のことです

コールドジョイント
山陽新幹線のトンネル内で起こった落下事故で、一躍注目されるようになった「コールドジョイント」。建築大辞典によると「コンクリートの打ち込みの際に、前の層のコンクリートが硬化した後に次のコンクリートが打ち継がれることによって生じる不連続面。付着性が不良で、構造上の欠陥になりやすい」とあります。百年住宅のコンクリートパネルのコンクリート打ちには、打ち継ぎの工程が全くありませんから安心です。

アルカリ骨材反応対策
アルカリ骨材反応とは、コンクリートの中の骨材(砕石・砂)に含まれるある種の鉱物と、セメントに含まれるアルカリが水の存在下で反応して、膨張作用のある物質に生成することにより、コンクリートにヒビ割れ等を発生させる現象です。百年住宅では、アルカリ骨材反応に対して無害と判定される骨材を厳選して使用しています。

 
プレキャストコンクリートコンクリートと鉄筋をドッキング!
コンクリートの中にバランス良く鉄筋を埋め込むことで、強度をさらにアップさせました。圧縮に強いコンクリートと、引っ張る力に強い鉄筋の特性を巧みにドッキングさせた構造で、柱や梁の役目をするリブ部と、筋かいの役目をする薄肉のシェル部からできています。実用的な厚さでありながら、高密度で圧縮強度にすぐれたコンクリートとの相乗効果によって、耐久力のあるパネルを可能にしました。